アニメの実写化は、どうして失敗ばかりなのか?

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 好きなアニメが実写化される、というニュースを耳にすること、多いですよね。オリジナルドラマでヒットが生まれないせいか、アニメや漫画の実写化が増えてきているように思います。

 しかし、多くのアニメファンは、実写化と聞くと、期待より不安を感じることのほうが多いのではないでしょうか。「こないだ○○が実写化されたけど、あれはひどかったな。主人公とかまったく似てなかったし」と具体的なトラウマを持っている方もいるかもしれません。

 また、原作をだいじにしないで出演者に合わせて設定を捻じ曲げるなどの暴挙が見られる場合もあるため、「原作レイプ」と批判する言葉も生まれました。実写化が黒歴史になっているアニメ・漫画も数多いですよね。
 いったいなぜ、アニメの実写化は失敗しやすいのでしょうか。

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バトルシーンの実写化は難しい

 そもそも、アニメや漫画のバトルシーンは、実際の人間には不可能だからカッコイイのであって、リアルに再現しようとするとB級っぽくなってしまうというのがあります。

技名を叫んで攻撃するのも、アニメだから違和感なく受け入れられるのであり、イイ年した俳優さんが実際にやっているのを見るとちょっと冷めた気持ちになってしまうのではないでしょうか。

 他にも、派手に吹っ飛んだり髪が逆立ったり筋骨隆々だったりする描写も、アニメならではのものという感じがしますね。最近は撮影技術もCGも発達してはいますが、実写化するとアニメ・漫画と現実の差が際立ってしまうのがバトルものの悲しいところではないでしょうか。

実写化すると気になることは?

アニメを実写化すると、二次元と三次元の差がより際立ってしまうのも残念になりがちな点だと思います。

たとえば髪の色ひとつでも、ピンクやミント色は人間の肌色と合わせにくいですし、カラフルなアニメだとカラコンや派手な衣装で「コスプレ」感が増してしまいますね。

 背景も、そのアニメの特徴的な舞台セットにする必要がありますが、作りがちゃちだと学芸会っぽくなってしまうこともあって、話に入っていけません。CGも多用しすぎると、「これって一人で何もないとこに手をかざしてるんだよなぁ、俳優さんお疲れ」と余計なことを考えてしまったり。

いかにリアリティを持たせるかは、制作側の腕にかかっているといえるでしょう。

似ていない実写化の残念さとは

そして、アニメの実写化にありがちな残念ポイントの一つに、「旬の俳優・女優をゴリ押ししたいために、まったく似ていないのに起用する」というのがあります。

人気作品の実写化で主役を演じれば話題性抜群だろう、と踏んでのことかもしれませんが、キャスト発表からアニメファンの間に落胆の声が広がるのもよくあること。コアなファンが多い作品だと、拒絶反応を示す人もいるでしょう。

特徴的なアニメキャラに似ている俳優さんを探すのはたいへんかもしれませんが、はまり役であれば大ヒットすることもあるので、キャスティングは非常に重要ですよね。

ストーリーの改変は失敗のもと

また、アニメの実写化で「どうしてこうなった」と視聴者に頭を抱えさせる原因の一つが、「ストーリー・設定の改変」です。

原作では重要な設定があっさり無視されたり、バトル中心の作品が恋愛ものに書き替えられていたり、異色さを狙ったのかもしれないが残念なことになっているというもの。特に、キャラクターの生死や過去の重大な事件を左右するのは賛否両論を巻き起こしがちです。

アニメファンは原作を無視した改変を求めてはおらず、実写化から作品に興味を持つ新規の層はそれほど多くなかったりして、「実写化って誰得?」と言われてしまうこともあるので、難しいですよね。

 

実写化の成功例もある

いっぽう、実写化して大成功する例もあります。人気漫画のミュージカル化で、イケメンキャラを若手俳優が演じて大ヒット、という流れなどです。

ミュージカルと聞くと最初は「えっ」と思ってしまうものですが、実際に見ると俳優さん演じるキャラクターが原作そっくりであり、これをきっかけに俳優さんのファンになる女性もいたりして、双方がハッピーになることも。

アニメの実写化も、演技力抜群の俳優さんが主演だと話題になり、原作を知らない層にもファン層を広げることがあります。続編が作られたり、新たなメディア展開につながることも。うまくいくかどうかは公開されるまで予測不可能なところも、難しいコンテンツですね。

まとめ

アニメの実写化は当たり外れが大きいものの、今後も続いていくでしょう。懐かしい作品からブームを起こしているものまで、幅広い実写化が期待されますね。

好きな作品が実写化で残念なことになっていても温かく見守り、良い点を見つけて盛り上がるのもアニメファンのあり方かもしれません。実写化されると一般のライトな層とも話しやすくなりますし、好きなアニメを知ってもらうきっかけになれば素敵ですよね。

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